TEMPERATEのサイズ展開
ブランド独自のサイズ表記で一般的なヨーロピアンサイズとは異なります。ご購入前に各商品ページや下記のサイズチャートでご確認ください。
私の足の形に合いそうな型って?(Journalより)
モデル別フィッティング詳細
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LOAFER
ローファーは、いわゆるギリシャ型・エジプト型・スクエア型など、さまざまな足型の方にフィットしやすい万能モデルです。
ただし、美しいフォルムを追求した設計のため、甲の高い方には少し窮屈に感じられる場合があります。
ローファーは構造上、中敷がご使用により少しずつ沈み、足の形に馴染むことを計算して設計されています。
そのため、履き始めは幅がタイトに感じられるのが正常な状態です。
初めて試着される方の多くが「1サイズ上」を選びたくなりますが、幅に合わせて大きいサイズを選ぶと、中敷が沈んだ後に足長(縦の長さ)が合わなくなり、歩行中にかかとが浮いたり、甲部分に負荷がかかって履き口が破損する恐れがあります。
厚手のソックスで着用予定の場合でも、最初の数回は薄手のソックスで履き慣らし、中敷が沈んで馴染んできてから本来のフィット感になります。
多くの方が、通常サイズ(例:23.5cm=TEMPERATE 38サイズ)で快適に着用されています。
甲部分のベルトや飾りの素材・構造によってもフィット感や伸び代(なじみやすさ)がわずかに異なります。
甲高が気になる方は、大きな金具や硬めの合成皮革ベルトが付いていないモデルからお試しいただくのがおすすめです。
例えば、ベルトで甲を押さえず、合成皮革パッチだけの TETO や、合成皮革のループと金具を組み合わせた AUSTIN は、しっかりした合成皮革ベルトで甲をホールドする JAMES や EATHAN に比べ、やや柔らかく馴染みやすい履き心地です。
※ここでいう「伸び代」とは、PVC素材が物理的に伸びるという意味ではなく、足の熱で素材が柔らかくなり、ご使用中に足の形に寄り添ってくれるPVC特有の特性を指します。
甲が薄く足幅の細い方には、最初からシリコーン素材の3mm厚インソールパッドを中敷に敷いていただくのがおすすめです。
また、長くご愛用いただき中敷が沈んで甲周りにゆとりが出てきた場合は、新しいオリジナルインソールへの交換や、シリコーンインソールパッドの追加でフィット感を維持し、履き口の破損防止にもつながります。

OXFORD
OXFORDは、すっきりとしたロングノーズのトウが特徴のシリーズです。サイズ展開は40サイズまでですが、つま先にかけて長さにゆとりのある木型のため、足幅が細めの方であれば、足長25cm前後でも40サイズでバランスよく履いていただけるケースがあります。
甲まわりはやや高めに設計されているため、甲高さんにもおすすめです。一方で、甲の押さえ方やフィット感はデザインによって大きく異なります。ゴムベロのみで甲を覆う仕様(OMBRE、PEIGE)、ゴムベロ+ゴムストラップで甲を押さえる仕様(OSTERA、FRANCO)、合成皮革ベロ+ゴムバンドの仕様(BAKER FIT)、合成皮革ベロ+紐でフィット感を微調整できる仕様(OWEN)など、甲の構造によって履き心地が変わります。
ゆとりの度合いとしては、「ゴムベロのみ」 > 「ゴムベロ+ゴムストラップ」 > 「合成皮革ベロ+ゴムバンド」 > 「合成皮革ベロ+紐」の順で、カジュアルな緩めの履き心地から、しっかりしたホールド感へと変化します。
足幅が細い方やかかとが華奢な方が、もっともゆとりの大きい「ゴムベロのみ」タイプを選ぶと、靴内で足が前後左右に動きやすく、歩行時にかかとが浮きやすくなる場合があります。その際は、ホールド感の高いモデルを選んでいただくか、インソールでの調整がおすすめです。
さらに、ベロをあえて付けていない「ゴムバンドのみ」の仕様である BAKER は、靴内のスペースが広く、ゴムバンドも大きく伸縮してくれるため、普段「甲が高くて履ける靴がない」とお悩みの方でもフィットする可能性の高いモデルです。
OXFORDの木型は、外反母趾付近からつま先にかけて細く薄めにシェイプされています。そのため、外反母趾が強い方が長時間着用すると、当たりや痛みを感じる可能性があります。外反母趾が気になる方は、外反部分に比較的ゆとりのあるローファーモデルをご検討いただくのがおすすめです。
また、アッパーの素材やパーツの構造によっても履き心地はわずかに異なります。詳しい比較については、JOURNAL ver.10(オックスフォードの履き心地を比べてみた)もぜひご覧ください。
甲の高さや足幅、足指の長さは本当に十人十色。同じOXFORDシリーズの中でもデザインごとにフィット感が変わるため、ご自身の足にしっくり馴染む一足と出会っていただけたら嬉しいです。
EMMA & MARTA & DELTA
EMMAは、スクエアトウで足先をすっきりと見せるため、つま先部分をやや薄めに設計したバレエシューズです。
モールド(鋳型)自体は全体的に幅広で、かかと周りもゆとりのある形状のため、普段のサイズで問題ない場合がほとんどです。
足指の中で人差し指が最も長い「ギリシャ型」や、親指が長い「エジプト型」など、よほど足指が長い方を除き、サイズを上げる必要はありません。
かかとが華奢な方や小さめな方は、モールドのカップがやや大きめな設計のため、かかとパッドを使ってフィット感を高めると、靴擦れ防止にも効果的です。
なお、PVCアッパーにポリエステル製グログランテープを縫い付けた仕様のため、一般的なバレエシューズと同様、パイピング部分で踵に靴擦れが生じやすい方は、履き口にパイピングのないモデルをお選びいただくことをおすすめします。
EMMAと同じモールドとパイピングを使用したMARTAは、ストラップが付いているため、靴下合わせを想定される方は通常より1サイズ大きいものを選ばれるケースもあります。
一方、ダブルストラップのDELTAもEMMAと同じモールドを採用していますが、履き口にパイピングテープを施していないため、MARTAに比べるとかなりゆとりのあるサイズ感です。そのため、DELTAはストラップ付きであってもサイズを上げず、通常サイズをお選びいただくことをおすすめします。

SLIP ON
SLIP ONは、EMMAと同じモールド(鋳型)をベースに、甲部分へ合成皮革パーツを接着と縫製で組み合わせた構造のバレエタイプスリッポンです。
履き口まわりにはEMMA同様、グログランテープのパイピング加工を施していますが、甲パーツに隠れる部分には縫い付けがないため、EMMAよりも少し開放感のあるフィッティングになっています。
この構造により、幅広・甲高の方でも安心してお履きいただけるゆとりのある設計です。
ただし、甲部分に合成皮革パーツを接着しているため、親指の爪が上向きの方や、ジェルネイルなどで爪先に厚みのある方は、当たりを感じる場合があります。
また、EMMAと同様、モールドのかかとカップがやや大きめに設計されているため、かかとが華奢な方や小さめな方は、かかとパッドを使用してフィット感を高めると、靴擦れ防止にも効果的です。

HEEL
HEELシリーズは、EMMAと同じくらいしっかりと幅を確保したモールドを使用しており、全体としてバランスの取れたフィッティングが特徴です。そのため、甲高・幅広の方でも安心して履いていただけるケースが多いシリーズです。
また、ヒールモデルでありながら、すべてのデザインで履き口にパイピングテープを施しているため、ストッキングで足が滑りやすい場合でも、踵が抜けにくく、安定したフィット感を得られます。
それでも、ヒール特有の角度によってつま先側へ足が滑りやすいと感じる方には、0.5mm厚のHALF INSOLEのご使用がおすすめです。前滑りを抑え、踵の浮きを軽減してくれるため、ヒールに慣れていない方やストッキングで着用される方にも効果的です。
より確実なホールド感を求める場合は、甲をしっかり押さえるCANNONや、甲全体を覆うFRIDAをご検討ください。
特にFRIDAは、甲ベルトがしっかり足を支えてくれるうえ、外反母趾の出っ張りより少し奥にずらした位置にベルトを設計しているため、外反母趾ぎみの方でも痛みが出にくく、快適に履いていただける傾向があります。
POINTED PUMPS
POINTED PUMPSは、足指の中で人差し指が最も長い「ギリシャ型」や、親指が長い「エジプト型」の方におすすめのモデルです。
履き口が浅く、パイピングテープを施していないため、甲高・幅広の方でも快適に履いていただけます。
ポインテッドトウのモールドは、ウェスト部分を絞り込んだシャープなフォルムを追求しており、一見すると足幅が気になる方には敬遠されがちですが、実際には浅い履き口とPVC特有の柔らかさによって足の形に自然に寄り添う設計です。
特に、テープや飾りを付けていない STELLA や VELMA は、外反母趾や幅広の方にもストレスなく履いていただけるケースが多く見られます。
例)普段23.5cmのパンプスを履く一般的な足幅の方→ STELLA 38サイズ
ただし、つま先がスクエア型の足の方は、つま先部分に圧迫を感じやすいため、1サイズ大きいものを選ばれる場合もあります。
例)普段23.5cmのパンプスを履くスクエア型の方→ STELLA 39サイズ + 0.5mmハーフインソール
また、ストッキングやソックスで着用した際にかかとが滑る場合も、つま先側の滑りを抑えるシリコーン素材の0.5mmハーフインソールをお試しください。
「ポインテッドを履きたいけれど、痛くなりそうで不安」という方には、甲ストラップ付きの VELMA を、普段より1サイズ大きめでお選びいただくと、甲がしっかり支えられつつ、つま先に余裕を感じられる場合があります。
一方、NINA やその他の飾り付きモデルは、飾りの素材や接着面積の違いによって、甲のフィット感がわずかに異なります。
(なお、NINAのように大きめの飾りが付いているモデルは、視覚的に足幅を目立たなくしてくれる効果があります。)
また、甲が薄い方や足幅の細い方には、甲部分が合成皮革でしっかり覆われ、伸び代の少ない TAMARA がおすすめです。
※ここでいう「伸び代」とは、PVC素材が物理的に伸びるという意味ではなく、使用中に足の熱で柔らかくなり、徐々に足の形に馴染むPVCの特性を指しています。
ポインテッドパンプスは毎シーズン、飾りや素材を変えた新作が登場します。アクセサリーの素材・大きさ・接着面積の違いによって、履き心地はわずかに異なります。そのため、ぜひ一度で決めず、いくつかのモデルを履き比べてご自身に合う一足を見つけてみてください。

IRMA
足指の中で人差し指が1番長いギリシャタイプと、親指が長いエジプト型の足の方におすすめです。
幅が細く華奢な足で、いつも靴選びに困っている方にも履いていただけるTEMPERATEの中で一番細身なモデルです。
履き口は浅めなので、甲高の方にも履いていただけます。
ポインテッドトウのモールドは、そのウェスト部分の絞り込みによる美しいフォルムを追求しているため、ポリエステル素材のグログランテープを縫い当てると、履き口がさらにタイトに靴の内側に入り込みます。
その結果、このIRMAに関しては、多くの場合、その他のポインテッドトウのモデルと比較して1サイズ大きいものを選んでいただく必要があります。
例) 普段23.5cmのパンプスを履く一般的な足幅の方→IRMA 39サイズ
ただし、足幅が細い方は、1サイズ大きくする必要がない場合が多いです。
例) 普段23.5cmのパンプスを履き足幅が一般的なAやBの方→IRMA 38サイズ
パイピングテープが施され、履き口がキュッとタイトになっているモデルなので、踵が脱げやすい現象は起きにくいですが、ストッキングやソックスで履く際の滑りが気になる方は、足がつま先側に滑るのを抑制してくれるシリコーン素材の0.5mm厚ハーフインソールをお試しください。
PVCアッパーにポリエステル素材のグログランテープを縫い当てたバレエシューズなので、一般的なバレエシューズ同様、パイピングでいつも踵が靴擦れしてしまう方には同じ悩みが発生してしまう可能性があります。その心配のある方には、履き口周りにパイピングがついていない他のモデルをお勧めいたします。

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