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TEMPERATEのこと#16

「PVCシューズを、長く大切に履くためのお手入れについて」

梅雨は、TEMPERATEのPVCシューズの活躍が増える時期。雨に濡れてもOKだからと、ついラフに扱ってしまいそうですが、正しいケアをすることで、長くキレイに履くことができます。NGも含めて、PVCシューズのお手入れ方法について、ご紹介します。


防水スプレー&靴クリームはNG!
「レインシューズ」なら「防水スプレーをかけた方がよいのでは?」という質問をいただくことがあるのですが、TEMPERATEのPVC素材に関しては必要ありません。防水スプレーやクリーム等は、いっさい使用しないでください。というのも、PVC素材自体が「完全防水」なので、防水対策はすでに整っているのです。反対に、防水スプレーや靴クリームを使ってしまうと、PVC素材の表面がくもり、光沢がなくなる場合も。せっかくのきれいな発色が、台無しなってしまいます。


ちょっとした汚れは「使い古した」Tシャツ生地で拭く

PVCシューズを履いたあとは、表面にホコリがついたり、汚れで素材がくもったりすることが。そういった少しの汚れは、使い古したTシャツ生地などで、乾拭きしてください。なぜ「使い古した」かというと、拭いた際に、生地の繊維がPVCシューズにつきにくいから。それでも泥や手の指紋といった汚れが気になる場合は、グリセリンフリーの液状エタノール(アルコール)を生地に染み込ませ、軽く拭くと、油分が取れてきれいになります。
このとき、気をつけたいのは「PVC素材以外の部分は避ける」ということ。合成皮革などの素材はエタノールを含み過ぎると、シミの原因になることがあります。装飾のあるデザインの場合は、特に注意が必要です。また、ドラッグストアなどで見かけるアルコールを含んだウェットティッシュも使用できますが、その際は、あとで乾拭きすることが必須です。


ひどい汚れは水洗いしてもOK!

豪雨に遭ってしまった……!ひどい汚れがついた場合は、直接水をかけて洗うこともできます。これはTEMPERATEが完全防水&一体成形の仕様だからこそ、叶うこと。洗った後は、使い古した布で水分を拭い、よく乾かしてください。特に内側は水分をしっかり拭き取ること。中敷との隙間に水が溜まると、菌の繁殖の原因になってしまいます。
ちなみにPVCシューズを乾かすときは、日に当てるのはNG!日焼けによる色あせや、素材の劣化へと繋がってしまうので、陰干しがマストです。


インソールは、濡らして絞った布で拭く

PVCシューズに限りませんが、靴は毎日履き続けると、ニオイやムレ、菌の繁殖の原因に!一日履いたら汗や湿気が抜けるように、十分休ませてください。またインソールは、アルコールタイプのウェットティッシュで拭くと、改善が期待できます。デザインによってはインソールが外せるので、その場合は、ときどき取り外して、乾かすことも大切です。


しまうときはシューズ同士をくっつけない!

最後に、PVCシューズの収納について。下駄箱に、シューズ同士をくっつけて、ギュウギュウにしまうと、色移りや変形の原因になります。しまう際は十分に余裕をもって、もしくは靴箱に入れる場合は、紙などで包み、靴同士がつかないようにしてください。


どれも簡単なお手入れ方なので、ぜひ実践してみてください。気楽に扱えるのがTEMPER ATEのいいところですが、ちょっとだけ手間を加えることで、より清潔に、キレイに、長く履くことができるはず。どんな靴でも、履き続けるとくたびれてしまうので、日々のお手入れが、より大事となってくるのです。


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